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持続可能な物流の実現に向け、お客様への本質的な価値提供を目指す「ビジネスコンサルティング」とは?

2024/12/13

BC紹介記事ヘッド

コラム

当記事では、弊社の営業部門である「ビジネスコンサルティング部門」について、事業責任者を務める尾崎へのインタビューをもとに紹介していきます。「Loogia(ルージア)」をはじめとするソリューションの提供により、お客様を本来あるべき理想の姿へと導くために、どのような思いを持って日々業務に取り組んでいるのでしょうか。


修正済み

ビジネスコンサルティング 尾崎について

―オプティマインドへの入社のきっかけは?

元々、自分の中に「日本が世界に誇る物流ネットワークを守りたい」「今の物流インフラをより良くして、あたらしい "ふつう”を創りたい」という思いがありました。物流の危機的な現状を改善するために尽力したいと考えていたのです。そうした中で、オプティマインドの「世界のラストワンマイルを最適化する」というビジョンや「社会課題を技術で解決しよう」とする姿勢に強く共感したことが入社のきっかけとなりました。

―現在の業務内容は?

現在は、エンタープライズ企業を対象に物流課題に対するソリューション営業を行っています。弊社はSaaSのビジネスモデルですが、システムをただ提供すればいいというわけではありません。お客様の課題を明確化した上で解決策を提案する、課題起点のソリューション提供を行い、お客様を将来実現したい姿へと導くことを目的としています。弊社開発の自動配車システム「Loogia」を中心にコンサルティングサービスの提案やシステムの運用構築など、様々なアプローチでお客様の課題解決を目指しています。

―ビジネスコンサルティング部門の事業責任者として大切にしていることは?

自己犠牲の精神を持つことですね。まずは自分がチームのために何ができるのかを考えて、チームメンバーが十分に能力を発揮できるよう支援する、各メンバーがやりたいと思ったことを実現できるような環境を作ることが大切だと考えています。また、仕事の進め方や課題について議論する際には、メンバーの納得感を得ることも重視しています。互いに腹落ち感を持ちながら仕事を進めていくことが信頼やチームの一体感を生み、より良いアイデアや改善策が生まれやすい環境を整えると考えているからです。

ビジネスコンサルティング部門について

―ビジネスコンサルティング部門にはどのようなメンバーが集まっていますか?

一言で例えるなら、多民族国家のようなイメージです。ただ、多民族国家といっても一体感のあるチームとなっています。メンバーの一人ひとりに強みがあり、足りない部分があったとしても他のメンバーと協力して補完し合える関係です。
チームメンバーはそれぞれ前職でも様々な業界でエンタープライズ営業、ソリューション営業に携わってきました。お客様の課題を解決したいという思いで成果をあげてきたメンバーばかりですので、日々積極的に意見を交わし、より良い提案をお客様にできるよう切磋琢磨しています。

―ソリューション営業を行う中で難しいと感じることは?

私たちが提案するものは単純なプロダクトではなく、複雑で難しい「物流」という領域でのシステム構築です。そのため、システムの導入に至るまでは多岐にわたるプロセスがあり、そうした複合的な過程をお客様に理解していただけるよう試行錯誤する中で難しいと感じる場面もあります。システム構築の過程では、まず前段階としてどのようなオペレーションにしていくか十分に検討を重ね、構想を練っていく必要があります。その上でシステムデザインやオペレーションデザインを構築し、双方をきちんと合わせる形でシステムの導入へとつなげていかなくてはなりません。 Loogiaの導入に際してはお客様側の基幹システムと連携するケースも多く、システムの受容性を確認するため、営業部門であっても一定のITリテラシーを持つ必要があります。システムへの知識をより深めるのはもちろんのこと、お客様の業務要件を理解した上でこうした複雑な過程を円滑に進めていけるよう努めなくてはなりません。
また、目標として課される成果をあげなくてはならないという点でやはり大変だと感じることもあります。私たちは営業部門となりますので、もちろん成果をあげることが大前提となりますし、それを軽視するつもりもありません。しかし、目先の短期的な成果をただ追い求めるのではなく、長期的な目線でお客様の本質的な課題解決のために動いていくことがなにより大切だと考えています。遠回りをすることになったとしてもお客様とディスカッションを重ね、お客様の目指す姿や本来あるべき姿を明確にし、それに向けてお客様をガイドしていくことが私たちの最も重要な役割だと考え、日々業務に励んでいます。

―やりがいを感じるのはどのような時ですか?

やはり、お客様に感謝のお言葉をもらえた時ですね。弊社のLoogiaを導入したことで物流の効率化やあるべき物流の姿を実現することができたというお声をいただくことにとても喜びを感じます。「オプティマインドとだからこそ、ここまでやってこれた」というお言葉をいただいた時は感無量の思いでした。
また、エンタープライズ営業は成約に至るまで長い期間を要するケースが多く、数字を積み上げていくことが大変だと感じることもあります。そうした中で成果をあげた時にはこれまでの努力や苦労が報われたと感じますね。


ざきさん1

持続可能な物流の実現に向けてービジネスコンサルティング部門が目指すものとは?

今、日本における物流の環境は非常に厳しいものであるといえます。輸送費の高騰や2024年問題に起因する労働力不足の問題、CO2排出量削減やSDGsへの対応といった社会的要請の高まりなど、物流業務を行う上で企業が考慮すべき要件は非常に多くなっています。
こうした中で、これまでと同じように「モノを運ぶ」ことができる環境を維持するためには、物流の改善に向けた取り組みが必要不可欠となります。何も対策を行わなければ、将来的に「モノを運べない」事態へと陥る可能性が高いでしょう。それは、企業が何か良いモノを作り出したとしてもそれを運ぶ手段がなく、ユーザーに届けることができない、つまりモノを作っても売り上げにつながらない、利益が上がらないという事態が生じることを意味します。こうした事態を避けるためにも、各企業が物流業務の改善・効率化を図っていかなくてはなりません。

昨今、政府においても物流の効率化に向けた取り組みの推進を加速させており、特定事業者への物流改善に向けた中長期計画の作成や、特定事業者のうち荷主企業に対しては役員クラスでの物流統括管理者の選任を義務付けるなど、物流を経営の一つのテーマとする潮流が生じてきています。 これまで、多くの企業が物流をコストセンターとしてみなしてきましたが、今後は経営に寄与する分野として物流をいかに創っていくのかが重視されることになるでしょう。物流に対する考えをシフトすることで、コスト削減やCO2排出量の削減など、もとより企業が対応すべき経営課題の解決へとつながることも考えられます。

しかし、現在の厳しい環境の中、企業単独でこのような取り組みを進めていくことは非常に困難であるといえます。持続可能な物流ネットワークを構築するためには今あるリソースで生産性をいかに上げていくのかを考え、個別最適ではなく、全体最適となるように全体を俯瞰したネットワークを構築していかなくてはなりません。特に、荷主企業では自社配送や委託配送などさまざまな輸送手段が存在する中、複数のステークホルダーとの関係性を考慮しながら一つの戦略的ネットワークを構築していく必要があります。こうした複雑な条件を含む課題の解決には、その領域に高い知見を持つ外部リソースを活用することも考慮に入れる必要があるでしょう。


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オプティマインドでは、自動配車システムの提供のみならず、物流の戦略やオペレーションプランニングの作成、そしてその実現に向けた「Loogia」を含む複合的なソリューション提供が可能です。単なるプロダクトの提供ではなく、物流DXに向けたコンサルティングという形で、お客様の課題解決と持続可能な物流ネットワークの構築を支援していきます。
私たちビジネスコンサルティング部門も、Loogiaを通してお客様の抱える物流課題を解決するべく鋭意取り組んでいます。 一つひとつの企業様の物流課題へと寄り添う。その先で日本全体の物流インフラを今以上のものとし、世界に誇れる物流ネットワークの構築に貢献することが私たちビジネスコンサルティング部門の目指す姿です。

おわりに

当記事では、事業責任者を務める尾崎へのインタビューをもとに、弊社の営業部門である「ビジネスコンサルティング部門」についてご紹介しました。

弊社では、世界最高水準の「組合せ最適化」技術を用いて最適な配送計画を作成する自動配車システム「Loogia」を提供しております。これまでラストワンマイル領域向けにLoogiaを提供して参りましたが、その経験をもとに、サプライチェーンの最適化の支援も行っています。
今回ご紹介したビジネスコンサルティング部門が、お客様の物流改革の実現に向けた、最適なソリューションの提案を行っております。
なんとなく課題はあるけども、優先度づけや課題の特定に悩んでいる、という方のご相談も承っています。現場の見直しから始めることも可能ですし、具体的な課題解決にむけたソリューション提供も可能です。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

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