複雑な物流データも自在に編集 Loogiaコネクトの管理画面の魅力

  • Loogiaでできること
コネクト_アイキャッチ

自社の業務要件にあったシステム開発は難しい、と考えたことのある方。Loogiaコネクトでは複雑な業務要件を考慮しつつも、柔軟にデータを形成することが可能です。
今回は、そんなLoogiaコネクトの機能紹介第3弾として、管理画面でできることと、活用事例をご紹介します。

データを管理画面上で簡単編集

Loogiaコネクトでは、基幹システムなどの各システムからデータを取り込むことができ、そのデータをLoogiaコネクトの管理画面で閲覧・編集できます。

管理画面は、データを加工・修正しやすいように設計されています。次のような状況で活用できるように作られました。
・ロジック化が難しいオペレーションがある(例:メモ欄の内容をもとに、現場の作業時間を見積もる)
・データに存在しない情報を補完する必要がある場合(例:システム上にない作業内容や特別対応が必要な場合)

管理画面はお客様との検証を幾度となく繰り返し、設計・開発されました。そのため、現場で活用できる機能を数多く揃えています。例えば、配送先ごとの作業時間を計算する際に、荷量や顧客情報を一覧で確認できると作業効率が上がるため、管理画面では一覧で必要な情報を見ることができます。他にも、緊急対応や経験者による微調整が必要になることが多い物流現場に対応できるよう、最終的な手修正が簡単にできるようになっています。

Loogiaコネクトの管理画面は、変化が激しく人の判断が重要な物流現場でも使いやすいように、現場の声をもとに開発されています。

管理画面で操作するメリット

では具体的に、管理画面があることでどんなメリットが得られるのかご紹介します。
前回の記事(ニーズに応じて柔軟にデータ連携 具体例もあわせてご紹介)では多様なシステムとも連携可能であることをご紹介しましたが、システム連携のイメージがあまり湧いていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、システム化をすることで余計な手間が増えることもあるのでは、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
Loogiaコネクトの管理画面は、必要な情報を一箇所に集約できるハブのような役割を果たします。システム連携の詳細を視覚的に把握できる状態を目指しており、どこからどのようなデータが連携されたのかを一覧で確認できます。 全ての情報を集約でき、視覚的にも把握しやすいため、従来アナログで属人的だった業務を手間をかけることなくデジタル化できることが大きなメリットです。
それでは具体的にどんな特徴があるのか、次項にてご紹介します。

管理画面の4つの特徴

基盤となるデータへ追加したカスタマイズデータを、管理画面上で一覧として見ることができます。しかし、単に一覧情報が見られるだけではなく、現場での使い方を想定した便利な機能があります。Loogiaコネクトの管理画面の、4つの特徴をご紹介します。

コネクト紹介4

①自社追加データの柔軟な成形

配車作成に必要な最低限の情報はテンプレート化されています。例えば配送先住所、時間指定、ドライバー情報、デポ情報などが当てはまります。基本的な情報の他にも、付け加えたい情報は各社それぞれあるでしょう。例えば商品の取引情報、伝票ステータス、商品ごとの備考情報などです。これらの「自社の業態に合わせた配車計画を作成するために必要となる追加情報(自社追加データ)」を、柔軟に追加することが可能です。

②お客様独自のデータ情報を追加

必要なデータを柔軟に成形した上で、さらに業務をスムーズに進めるための情報を追加することができます。
いくつか具体例をご紹介します。
チャーター便や路線便の判別用フラグを立てる商品特性上、手動で作業時間を追加修正する絶対にその日中に配送したい先に、割り当ての優先フラグを立てる

あるお客様では、路線便と自社便を分けて閲覧したいという要望があり、別々に確認可能な画面で作業ができるような設定がされています。
このように、配送計画を作成するにあたって「あれば便利なデータ」を追加することが可能です。

③表示したデータの絞り込み

必要なデータだけに絞り込みをすることも可能です。カラム項目やソート順、カラム数を指定してビューを保存することができます。
この機能は、オペレーションごとに画面表示を設計しマニュアル化することで、業務の標準化を促進できるというメリットがあります。作成、保存したビューを各支店へも共有することで、同一業務を行う異なる支店間で作業を標準化できます。

④変動型データ、固定型データどちらも取り込める

日毎に必要となる変動型のデータの取り込みはもちろんのこと、日毎には変動しない固定型データも取り込み、画面で確認することが可能です。
それぞれの例は下記の通りです。
変動型データ:その日ごとの注文情報、伝票番号、商品内訳など
固定型データ:商品種別マスタデータ、配送先住所、拠点、ドライバーなど
データ連携イメージを下記画像にまとめていますので、ご覧ください。

コネクト紹介3

具体的なオペレーション例

ここまでLoogiaコネクトの具体的なデータ連携方法、連携内容についてご紹介してきました。それでは実際にどのように活用されているのか、導入企業様の利用方法をご紹介します。

A社様(ゴム製品製造業)の例

ゴム製品の製造販売をしておられるA社様の活用方法です。

導入前の課題:グループのサプライチェーンを最適化するため、トラックの有効活用をしたい。配車にかかる工数を削減したい。
Loogiaコネクトの使い方:注文内容ごとに「路線便」か「チャーター便」かを振り分ける作業で活用。
導入効果:データの手動修正も可能で、柔軟な配送管理を実現。

A社様は注文情報の内容に従って路線便・チャーター便どちらで配送するべきかを自動判別し、そのデータを担当者が確認し必要に応じて修正しています。仕分けの際に画面上で簡単に編集ができるため、チャーター便ではなく路線便で配送したい、または別の路線事業者に依頼したい、という判断をし、データ修正を行っています。仕分けされたデータを元に最適な配送ルートを作成し、必要な車両台数が算出されます。

B社様(事務用機器製造販売業)の例

事務用機器を製造販売されているB社様の活用方法です。

導入前の課題:配送を委託しているが、今後の配送リソースの不足が懸念されている。もし委託先で配送できない場合、自社便で対応する仕組みが必要。
Loogiaコネクトの使い方:エリア分類作業に活用。配車計画を作成する際、市区町村ごとに事前に決められた配送エリアのデータを事前登録することで、取り込みデータが自動でエリアごとに仕分けされ、画面上に表示される。
導入効果:エリア分類作業が大幅に効率化し、配車計画の作成時間を短縮。委託先で配送できない場合でも、自社便で柔軟に対応できる仕組みが整った。

B社様は配送の際にはある程度エリア分けをした上で計画を作成するという流れで行われています。このような従来行ってきた独自の業務フローもシステム化することができます。

C社様(家具配送業)の例

家具配送のC社様の活用事例です。

導入前の課題:コスト最小化と業務効率化。配送時の作業時間を正しく見積もりたいが、元データに不備があり、時間のズレが発生する。
Loogiaコネクトの使い方:商品データをもとに特性に応じて作業時間を自動算出。元データにズレがある場合は、管理画面で手動で修正。
導入効果:データの一覧化により、管理作業を効率化し、現場の負担を軽減。(例:「大型家具」や「設置作業あり」など、配送に時間がかかる要因を備考欄に自動表示)

C社様は全国の各拠点でご利用いただいています。元データ自体に不備があり、例えば現場作業に時間がかかる大きな荷物が、小物の配送にかかる作業時間で設定されていたりと、実際にかかる時間とは異なるデータになっていることもありました。
本来であれば一覧化できない情報も、一度Loogiaコネクトに取り込むことで一覧化することができ、商品内容と作業時間の手動修正業務の効率化が可能になっています。

まとめ

今回はLoogiaコネクトの編集画面の具体的な利用方法についてご紹介しました。各社様の業務に合わせて、柔軟にデータを連携し閲覧しやすい画面をご用意しています。
・データの一元管理
・オペレーションの標準化
・配送ルート最適化の迅速な実現
が可能ですので、より詳細を知りたい方はぜひ、シリーズ第一弾、第二弾の記事もご覧ください。
データ化でお悩み中の方必見 配車システム導入の壁と解決方法を大公開

ニーズに応じて柔軟にデータ連携 具体例もあわせてご紹介

データ連携によって作業を自動化することで、業務効率化を進めたいという物流事業者様は多いでしょう。2024年問題が叫ばれた時期はすでに過ぎましたが、改善を進め人手不足に対応できている企業様はまだ多くない状況です。一方で簡単に業務をデジタル化できるわけではないことも現実です。Loogiaコネクトは、各社様の業務効率化に貢献すべく、個別開発の強みを活かして細やかなご要望に応じることができる機能開発を日々進めています。
自社の業務が複雑すぎてシステム化を断念された企業様も、ぜひ一度お問い合わせいただき、Loogiaコネクトが活用できそうかをご相談いただけますと幸いです。
お問い合わせは下記よりお待ちしています。

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